その２

来た道を引き返し、てんたまちゃんと待ち合わせた駐車場に向かいます。
恥さらしは最後尾に移動しといてね！
駐車場に着いてあちこちを見回していると、スクーターがトコトコと走ってきました。
スーパー前に停まったのでアレかな？と見つめていると、見覚えのあるお尻です。
こちらに気づいたかのんさんが手を振りながら近づいてきます。
後部席に乗り込んでもらって久しぶりのご挨拶です。
昨夏の須木村のお祭りでニアミスした以来です。
相変わらずの亜空間口調で一気になごみます。
今夜は天神山の廃ホテルを見に行く予定なのですが、近くにある謎の石碑に案内してもらいます。
かのんさんが散歩中に見つけたらしいのですが、古いお墓のようで後にある木と同化しているそうです。
体験談でも紹介してますが、天神山辺りを歩き回る真っ赤な唇の女と関係があるかも？
ということで、天神山に向けて車を走らせます。
「今回はうまくメールできましたね」と、かのんさん。
たしかに、かのんさんとメールのやり取りには根気と忍耐力がかなり必要です。
返事がブラジルからの船便以下の遅さですからねぇ(泣)
でも、キャラには合ってると思いますけど♪
何かにつけて、「あっ、すいません(汗)」というクセがMEGUちゃんのお気に入りです。

かのんさんの案内で天神山の駐車場に到着しました。
ここから遊歩道を登って行くそうです。

何万円もする上着ですが、ヤン車の内装にしか見えません(笑)

歩き出して早々に神ちゃんがを音をあげます(笑)
２分ほど歩いたら廃ホテル前の道路に出ました。
暗闇にそそり立つホテルは見事に姿を消していました。

ほぼ解体が済んでるようでした

数十年建ってましたから、鉄筋量は間違いなかったみたい

鉄筋の山を見ていたら、副隊長が姉歯に間違われたと神ちゃんが言います。
髪を下ろしてたら、真顔で「姉歯さんですか？」と聞かれたとのこと。
確かに似てるかも〜♪(笑)
後ほど正面を向いた写真が出てきますので見比べてみてくださいませ。

今夜の華達です。みんないい子♪

後の逆ビジュアル系は何とかなりませんか？

天神山の廃ホテルも過去のものとなりました。
ギリギリ調査はできましたが、恐怖体験に遭遇できなかったのは残念でした。
続いて、かのんさんの見つけた謎の石碑へ移動します。

聞くまでもないですが、２月の服装としてはどちらが正しい？

カップルで帰国できるような笑顔やのう♪

忠霊塔の前を通り過ぎてしばらく行くと、右手の土手を上がるように言われます。
順番に木々をかき分けて土手に這い上がります。
すると、右手にある大きな木のたもとにポツンと石碑がありました。

木にもたれかかるように鎮座する石碑です

傳室○正信女と書かれているように見えます

信女とあるところを見ると戒名のようですので、石碑じゃなくてお墓ですね(汗)
横には、「太田村六右衛門」と彫られていました。
しゃがんで調べていると突然、背後で悲鳴が聞えます！
何事かと振り返ると、副隊長が大きな石をひっくり返したら大きな虫がゾロゾロいたようです(笑)

おそらくゴキちゃんの一種だと思われます

気を取り直して墓石に戻ります。
かのんさんが言ったように、木に食い込んでいて同化しています。
云われも何も分かりませんが、歴史を刻んできたのでしょう。

幹にめり込むような形になってしまっています

墓の下に眠る人を茶化しに来たのではないので、早々に立ち去ることにします。
去年から話は聞いてましたが、よくここを見つけたね？と訊ねると
散歩しててこっちにも道があるなと思って普通に来ましたよと・・・

舗装路からこの土手を上がるんですが、女子には厳しいんじゃない？

普通にって・・・やっぱりかのんさんはヘンです(笑)
舗装路に戻ってしばらく下ると、道路に架かった人道橋がありました。
昔は古いものが架かってたそうですが、今は真新しいもの変わってますし、通行止めでした。

話す時はライト消さんかいっ！

唐突に副隊長の正面顔が出てきましたが、姉歯設計士に似てるでしょうか？
MEGUちゃんは東京プリンの右側にも似てると言います。
私は・・・どっちもありだと思います♪

そろそろ、あいりちゃんを送り届けることにしましょうかね。
来た時とは別の遊歩道で駐車場まで戻ります。

あいりちゃんとお別れする前に記念撮影です♪

恐る恐る今夜の感想を聞いてみましたが、楽しかったですと言ってくれました。
今春、社会人になるというのに、一番見せてはいけない大人に会わせちゃったかなぁ？(汗)
でも、調査隊のみんなは仲良しですごく楽しい人達ばかりだからね♪
あいりちゃんも是非仲間に加わってくださいませ。
待ち合わせの郵便局前であいりちゃんとお別れしました。
明日になってメアドが変わってませんよ〜に！

その３へ