第6回 05/01/14 佐土原廃病院〜コツトン
参加者(伝助・みおさん・神ちゃん・MEGUちゃん)
05年初の心霊調査に行って来ました。
今回のメンバーは、レギュラーのみと少し寂しいスタートです。
みかちゃんが翌日お休みということでMEGUちゃんが粘り強く口説いてたんですが
体調を崩したという小学生並の言い訳で不参加となりました。
せめて身内の不幸くらい言いましょうよ〜!
私だっていざという時の為に祖父母を生かしてありますから。
ということで、副隊長のお仕事を待って深夜11時過ぎに小林市を出発しました。
新年第一弾にしてはテンションが上がらない四人です。
後部座席では携帯で音を鳴らしてカラオケの練習をしています。
どうやら先生は神ちゃんのようですが、抑揚のないお経のような歌い方は
やる気をそがれるのでやめてください。
メロディーを把握したのか、副隊長が小声で歌っています。
突然、「♪消して〜っ!リライトして〜っ!!」
って、うるせ〜よっっっ!! みなまで小声で歌ってよ、副隊長!
おかげで気分が持ち返しましたけどね。
私も今は無きみか隊員を偲んで、オレンジレンジでも歌ってみます。
「♪ぼくらはいつも、奇人変人・・・」
はい、廃病院に到着!
・・・・・・・ごめん、またウソをつきました。
佐土原に向かう前に、宮崎市内の繁華街に行きました。
飲み屋街を一周して夜のお姉さん達を拝もうと、ピュアな心で通りに入ろうとしたら
「通行禁止」でホコ天・・・・週末は車入れないのね、ここ。
ちょっと泣いてもいいかな?
打ちひしがれる私を慰めようとしてくれてるのか、MEGUちゃんがおサルのかぶり物で
微笑んでくれますが、似合いすぎて笑えません・・・
可愛いの台無しだから反省してね。じゃないとここに写真upするよ。
改めて廃病院に到着!
病院裏に車を停めて突撃の準備に取りかかります。
身支度を整えて集合すると、副隊長だけ手間取ってるんですが
・・・・・・・何故に脱ぐ?
真冬の1月だよっ!今年は真面目にいこうって約束したじゃん!!
あんまし責めると地面に小枝でのの字を書き出しますからやめときます(泣)
サイケデリックパンツが全て洗濯中だったのが救いです。
正面玄関です。六芒星を貼るという演出がニクイです。 |
雨上がりで風もなく、シーンと静まり返った建物はさすがに不気味です。
ライトなしでは一歩も歩けません。
ガラスも殆ど割られているので足元に気をつけて進まないといけません。
もし何かが起こっても絶対にパニくらないように諭します。
特にMEGUちゃんにケガをさせるわけにはいきませんから。
副隊長は苦しみが長引かないように即死でお願いしますね。
リングネームは「もさル」でいいでしょうか?細木さん。 |
私と神ちゃんは数年前に来た事があるのですが、かなり荒らされています。
跡形もなく破壊されていて残念です。昔は備品等も無傷で残っていたんですが。
未使用の注射器をいっぱいがめて裏通りのブラザーに・・・・(冗談です)
建物中央付近にある個室 |
温泉治療の設備でしょうか? |
以前訪れた時の記憶を頼りに進みます。
浴場に辿り着きました。
いいけどさ、ガラスでケガしないでね。 |
背中に泡残ってるよ |
倉庫のような部屋でクリーニングされた白衣を発見! 袋に入ったままです。
取り出して副隊長に手渡したら、「着るんかいっ!」
しかもかっぽう着(激笑)
吉本でも松竹でもいいので拾ってやってください |
給食のおばちゃん、探し物は何ですか? |
厨房横の小部屋の棚を漁っていると、未開封の茶色い一升瓶を見つけました。
副隊長だけが色めき立ちますが、ラベルには「氷蜜」(笑)
「粉飴」と書かれた小袋がいっぱいあって、MEGUちゃんが気にしてます。
副隊長に味見させましょうか?
小部屋の隅にトイレがあります。私にとって懐かしのトイレです。
一人で探索に来た時に便意を催したので使わせていただきました。
恐る恐る覗いてみると、さすがにブツも風化してなくなっていたので一安心でした。
直後に覗いた方がいましたらごめんなさいm(_ _)m
ブレア・ウイッチはイヤですからね〜 |
霊安室があったことを思い出したので探しに行きます。
建物の間の屋根がないところを抜けるとありました。
扉も壊されて霊安室の札もなくなってますがここに間違いありません。
霊安室です。ここはマジで空気が重く感じます。 |
空気の通りがよくなっているはずなのに、一歩入ると息苦しいです。
匂いも独特で気分が悪くなります。
ここは何か写るのでは?と思い、多目に撮影しましたら
こんなの撮れてました(泣) |
霊安室を後にして、リハビリ室とレントゲン室を見に行きます。
各々、興味のある物を見つけては勝手に調べています。
探索を始めて1時間は経ったでしょうか、慣れてきて緊張感も解れました。
他人様の頭より、己の脳を心配しましょう |
高価な設備も置き去りです |
最後に2階病棟を見に行こうと、階段のある所まで戻ろうとしていると
正面玄関の方から物音がします!!
門扉が軋るような音が数度した後に、こちらに近づいてくるような気配!!
咄嗟に考えたことは、お化けじゃなくておまわりさんでも来たのかと。
ライトを消して息を殺します。さすがのMEGUちゃんも強張って動けません。
しばらく待ちましたがそれっきりで気配は消えました。
表まで戻りあたりを伺ってみましたが誰もいません。
一応一安心というところですが、万が一警察等に職質された場合は
隊長に誘われて皆がついて来たという事にするように言い含めますが、
副隊長が、「こんな格好ですけど・・・・」
・・・また泣いてもいいかな・・・
2階へ続く階段です |
無残! |
2階を見て回りますが、1階と大差なく破壊されているだけで興味を惹く物はありません。
階下へ降りてロビーに出ました。
少しは真面目に検証しようということで、ライトを消してじっと待つことにしました。
最後までライトを消したがらないMEGUちゃん。暗闇が苦手なようで少し意外でした。
しかし、心を鬼にしてライトを消します。タバコに火をつけてしばしの休息。
小声で話しながら待ちましたが、結局何も起こりませんでした。
しかし、先ほどの人の気配と物音ははっきりと聞えました。
いつかまた再調査に来ようと思います。副隊長抜きで(笑)
よそ見してると踏み外すよ。ネタ的にはOKだけど。 |
車に戻り、コツトンへと移動します。と言っても、数十秒。すぐそこです。
法面崩壊で5月10日まで通行止めになっています。
ならば徒歩で行きましょう、徒歩で!
決壊した法面から土砂が流れ出ていて足元を汚します。
トンネルまでの距離もすぐで心の準備をしてる間もなく突入!
照明はないので暗く陰鬱な雰囲気がありますが、壁面は塗り替えたのか以前の古くさい感じが消えています。
中央まで進んで幽霊の出現を待つことにします。
ここでのお約束はクラクションを3回鳴らすことですが徒歩ですのでできません。
風下に移動して副隊長におならでお願いします。
一発目はそれなりにいい音でしたが、二発目がなかなか出ません。
肝心な時に役に立たないガスプラントです。
ビスマルクの真似じゃなくて、ガス充填中。 |
クラクションは諦めてライトを消して待つことにします。
ここでもMEGUちゃんが渋りますがダメです。私達は「心霊調査隊」です。
遊びじゃないんですよ、遊んでますけど。
暗いと孤独感に襲われるそうなので肩寄せ合ってあげたら安心したみたい。
Beauty And the Beast×2 |
で、ハイヒールお姉さんの登場を期待しましたが今夜は留守みたい。
車で来た方が怖い感じがするのが意外。徒歩で来たらなんてことないトンネルでした。
最後に、MEGUちゃんのリクエストで綾の吊橋に行くことにしました。
長さ250m、高さ142mと人道橋では世界最大です。んで、自殺の名所と言われてます。
綾の町並みを抜けてしばらく走って到着!
入り口まで近づくとゲートで封鎖されてました。夜は入れないんですね。
高さも3mくらいはあるんじゃないかという物々しさです。
以前は開放されていて、ライトアップがきれいだったそうです。
露店があるので防犯のためか、またはラストバンジーを阻止するためか分かりませんが
確実に私達には効いてます。
ということで、今年初の調査も無事に終わってしまいました。
とっとと次のプランを立てましょうかね。
調査隊の皆さん、今年もよろしくですっ!
付記
副隊長のパフォーマンスは調査隊を盛り上げようとする彼なりのサービス精神です。
霊をバカにしているわけではありません。
彼自身は心霊体験が全くありませんので、どちらかといえば否定派です。
従って、存在しないものをバカにしようがありません。
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