第10回 05/04/30 お帰り!かつさん&女性ゲスト二名(こっちがメイン)初参加ツアー

参加者(伝助・MEGUちゃん・かつさん・小太郎・ダイスケ)

ゲスト(かのんさん・アキさん)


29日午後。
重い足取りで空港へ向かう。
もう数週間も前のこと。
愛知県のかつさんからメールが来ました。
そこにはノーテンキな文章で、
「連休の帰省ですが、29日に帰りま〜す!
お忙しくないようでしたら空港までお迎えをお願いしま〜す!」
と、書いてありました。
いや、忙しいから。無理にでも用事作るから。
で、前日まで休日出勤を試みたり、疎遠な親戚に電話したりと手を尽くしましたが全て失敗!
泣きながら宮崎へと向かいます。
さすがに空港も混み混み。降車場の最後尾に停車。
かつさんにメールで到着を知らせます。
しばらくすると遠目にうなぎパイ・・じゃなかった、かつさんを発見。
車を降りてお迎えに出ます。
「お勤めご苦労さんです!」
「うむ。留守の間に変わりはないか?」
「・・・・」
ダメだ。任侠映画に興味がないのでセリフが浮かばない(汗)

冗談はさておいて、正月以来久しぶりの対面です。
マジメな話、年が近くて話も合う大事な大事な友人です。
愛知で正社員採用試験を受けると聞いた時も、朝晩に不合格を祈ったものですが
残念ながら合格してしまって、年に3回しか会えなくなりました。
故郷の年老いた両親を思うと胸が痛みませんか?
若い隊員達に日々いじめられている隊長を不憫に思いませんか?
MEGU隊員に悪い虫がつくことを心配しませんか?
さだまさしの「案山子」でも歌いましょか?

荷物を受け取って、後部席に押し込んだら空港を後にします。
語りたいことは山ほどあるのに、なぜだかうまく話せなくて・・・
かつさんから聞かれたことに答えるので精一杯です。
どうも初対面の人よりもずっと緊張するんですよ。
久しぶりに会ったことと、他の人よりもマジメに語れる人だからかなぁ?
誰にも言えないヒミツの話とかさ。
ねぇ、つないだ手を離そうよ。人に見られたら困るよ(汗)
えっ!? ・・・どこも混んでるよ。連休だからさぁ、ラブホは・・・


途中、しゃおさんの働くスーパーに寄り道します。
私はお茶、かつさんは小岩井のミルクコーヒー(プッ)を手にしてレジに並びます。
順番が来て、私の顔を見るとビミョーにひきつった表情。
前日にメールでちょこっとした言い合いをしまして、仲直りにと思い立ち寄りました。
「仲良くしようね!と声をかけて店を出ましたが
多分、一発ケリを入れるまでは許してもらえないでしょう。

夕方に小林に着きました。
このまま自宅まで送りましょうか?と言うと
今夜はヒマかと聞かれました。
夕食を一緒にと言われますが、帰省した当日くらいは
自宅でゆっくりされた方がいいんじゃないかと。
ママンのおっぱいも恋しいんじゃないですか?(分からない人はプロフを見よ)
まぁ、帰りたくない気持ちも分かりますよ。
いい年こいてフラフラしてたら、両親も小言の一つや二つ言いたくなるでしょうからね。
しょうがない、付き合ってあげますか!
二人じゃ寂しいとのことで、ヒマそうなのにメールしてみます。
ビンゴ! 
小太郎を拉致って、焼き肉屋に向かいます。
案内されたお店は、自腹では絶対行かないような高級焼き肉店。
単品で、「上」がつくメニューをどっさり頼んでごちそうになりました。
全てかつさんの奢りです。
いやぁ、非合法に稼いだあぶく銭で食う焼き肉はまた格別っすね!
ごちそうさまでした!

と、ここまでは前日のエピソードです。
読んでむかっ腹の立った人も、まぁ落ち着いて。


翌日。
予報通りに天気は下り坂。
それでも調査隊は活動します。
しょうがね〜じゃん! 他の日はみんなの都合が合わないんだからさ。
かつさん・小太郎・MEGUちゃんを拾って出発!
今夜はBGMを多数決しまーす!
稲川淳二と稲垣潤一はどちらがいいですか?
ほぅ、私以外は稲垣潤一ですか?
残念ながら稲垣潤一は一枚も持ってないので、次点の稲川淳二に決定です!
いやね、マジメに聞かなくていいんですよ。
ふと会話が止んだ時に稲川淳二の語りが聞えるってのがね・・・・イヒッ!

さて、ここから恒例のMEGUちゃんエピソード。
因みにこの話は作ってませんからね。全て実話です。

大塚あたりを走行中に、突然MEGUちゃんが「あっ、UFO!」と東の空を指差して叫びました。
無視ここうとしますが許してくれません。
「飛行機かパチ屋のレーザーの見間違いだろ?」
「違うもん! 今のは絶対UFOだもん!!」
どこかにまた現われるんじゃないかとしきりに空を見上げてます。
「あれじゃね、地球にホームステイさせたけど、あまりの進歩のなさに見捨てて飛び去ったんだよ。
こりん星に帰る時は999にでも乗れば〜?」
ここから話がこじれて口論になり、前回の調査に飛び火します。
かつさんと小太郎に諭すように、「前回のう○この話だけど、あれマジだから」
「違うもん、私言ってないもん! あれは伝助さんが作ったんだもん!」
「ふ〜ん。ムービー持って来てんだろ? 前回のテープ再生してみろや」
「・・・・・・・・」うなだれたMEGUちゃんが反撃に出ます!
「調査記に「ブビブビ、プー」って書いてたけど、私が言ったのは「ブリブリ」だもん!」
これに小太郎が合いの手を入れやがります。
「ブビブビはちょっと生々しいっすねぇ!」
「でしょう!、伝助さんてばヒドイよねーっ! 耳腐ってるよねぇ!」
形勢逆転(汗)
なんだよ、その白い目はよ!
仕方ねーじゃん、子供の頃に空襲があってよ、モロに爆風を食らって
それから左耳が難聴になったんだよ!
でもよ、「なんでホタルすぐ死んでしまうん?」ってセツコの声だけは耳から離れないんだよぉ(泣)

ちょっと作りました。(自己申告)

一人目のゲスト、アキさんとの待ち合わせ場所である宮崎駅向かいます。
ロータリー中央のバス停に我物顔で停車。
メールで連絡を入れます。
すると、車のそばに近づく女性が。
しかし、年は60強の岸田今日子がピンクハウスを着たようなばあさまがこちらを伺ってます。
スポットでお化けに会うよりも、このばあさまがしなだれて来る方が数万倍怖いです。
「まさか、あれ!?・・・」一同を戦慄が襲います。
「年が19才って言ってたぞ、あれはサバ読みすぎだろう」
「特殊メイクが怖いよー!(泣)」
天を呪うような心境でばあさまの行動を凝視していると
別の女性が近づいてきました。
こちらは普通の若い女の子です。
そわそわしてるとこを見ると、おそらくアキさんでしょう。
窓を開けて声をかけるとそうでした。ホッ!
後部席に乗り込んでもらってご挨拶。
私はメールで親しくさせてもらってるのでスムーズに会話できました。
気さくな性格でとても話やすい子なので、みんなもすぐ打ち解けました。
パッと見、宮里藍です。それから、調査にスカートで来るのやめれ!
次に、ダイスケを迎えに行きます。
初めて会ったコンビニに着くとすでに来てました。
仕事帰りなのか制服のままです。コスプレですね、ウヒッ!
各々コンビニで買い物をして車内で休憩&調査地の選定。
MEGUちゃんが、着ぶくれしたようなゴッツイ分厚さのカツサンドを食べてます。
二個入ってたんですが、一個でお腹いっぱいになったとダイスケにあげます。
うん、そうした方が賢明だよ。せっかくのダイエットもリバウ・・・ぐはっ!

さて、調査地をどこにするか話し合います。
決まったところでもう一人のゲストさんにメールします。
バイトが終わる12時からの参加ですので、先にアイランドに行ってくることを報告。
すると、メールの返信に
「お暇であれば、サボテンハーブ園に行ってみては?
サボテンが・・・素敵な荒れ(枯れ)具合ですよ〜。」
と、書いてあります。
「そこは何か噂話があるんですか?」と聞き返します。
しばらくして返事が来ました。
「残念ですが無いですね〜!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
うちは心霊調査隊! 噂のないとこ行ってどうするよ?
さすが、養殖物にはない味わいです(笑)

昨日も通った忌々しいバイパスを走ります。
空港を通りすぎる頃、ダイスケが妙な話をします。
中央分離帯にあるフェニックスの木に激突した死亡事故があって
その木だけツタがいっぱいからまるようにして生えていると。
すかさず、アキさんも反応。何やら知り合いの事故だったそうです。
で、うちの筆頭天然娘もこう言います。
「前に通った時にその話ししましたよ。覚えてないんですか?」
「いんや、聞いてない」
「話しましたもん。やっぱ、耳腐ってるんすね〜」
「(ムカッ!)日本語で話せや!こりん語じゃ分からね〜よっ!」
夜でも目につくとダイスケが言ったのに気づかず通り過ぎました。
帰りにもう一度確認することにします。

間もなくアイランドに到着。
裏手の入り口に車を止めて支度をします。
ポツポツと雨が降り出してきたので早足でホテルに入ります。

前回来た時に私がむいたオレンジの残骸がかびてました。

これ以外は持ち去られてました。あんなスパーイの食うのか?
ダイスケです。警○官を目指してますが顔出ししちゃっていいんでしょうか?

1階は完全に無視して、2階奥のらせん階段のある部屋を目指します。
階段を上がって廊下に出ます。ムービーに女の声が入った現場です。
その話をするとみんなビビッちゃってカワイっ!
らせん階段のある部屋に入ります。
この間よりもまた荒らされたようで、破壊された壁が物悲しいです。
今夜の撮影係りは小太郎です。
「下の部屋撮って来いや」
「えっ!?」泣きそうな顔してイヤイヤと首を横に振ります。
「隊長命令」
不憫に思ったのか、かつさんとダイスケが一緒に行くようです。チッ!

狭い階段にギチギチと。こいつら一人では行けないヘタレです(笑)

洗面台に干からびたカニがあるよと、MEGUちゃん。
「前にしゃおさんが見つけたの」
「気づかなかったよ。写真撮っとくわ」

ジャマすんじゃねーよ!

全員揃ったところで恒例のライト消して待っちゃうぞターイム!
MEGUちゃんは渋りますので、ひったくるようにしてライトを消してあげる優しい私。
アキさんは浴室を隔てる壁のところがヤな感じがするといいます。

ここに何かいるようです。手前に写る白い物体は何ざんしょ?

写真はフラッシュを焚くので明るく見えますが、実際は真っ暗です。
手探りでシャッターを押してレビューすると、白い浮遊体が写りこんでいます!

こっ、これは!?

次に撮ったのをレビューして確認すると・・・

このバカちんの吐いた煙でした(怒)

さて、日中は品行方正なかつさんですが、夜になると壊れます。
「待ってるだけじゃダメだ!交霊をするぞ!」と宣言します。
はい、シャラポワですね。今夜は神ちゃんがいないので小太郎でお願いします。
しかし、チェリーボーイの小太郎は乳首が敏感らしく激しく抵抗します。

タバコの火で威嚇します(笑)

結局、小太郎はシャラポワに応じてくれませんでした。
うちの調査記は仕込みの写真なくして成り立たないと言うのに。
ホント、空気の読めないヤなやつです。
ほら見てみろ、かつさんスネちゃったじゃねーか!
帰ってママンのおっぱいに激しく八つ当たりするぞ、きっと。
バツとして小太郎の裏話をプチ暴露。
昨年、○を患いましてヒーヒー言ってました(笑)
ソロリソロリとイスに座る姿がマヌケでもう・・・(激笑)
小太郎のためにハバネロの苗を育ててる自分がスキ!

ちょっと、スッキリ。

な〜んも起こらないので部屋を出ます。
他の部屋を覗きながら廊下を戻ります。
倉庫のような部屋に洋服が散乱しています。広げてみると殆どが子供服でした。

心霊スポットに不法投棄に来るかねぇ?
キティちゃんとミッフィーを混ぜた極悪なデザイン。HELLO RABBITって頭悪すぎ。

階段まで戻ったところで肝試しを提案します。
一人ずつムービーを持って、らせん階段の部屋の階下まで行って戻ってくると。
しかし、全員から大ブーイング!
女子はともかく、キ○タ○ついてんだろうが!○ン○マが!!

そう言うと、小股にはさんで隠しやがりました(笑)

仕方ないので、私が手本を見せることにします。
ライトを点けたり消したりしながら奥の部屋へ向かいます。
らせん階段を降りて下の部屋へ。
そのまま戻るのも芸がないので、割れた窓から外に出て1階の廊下へ入りなおします。

1階にあった落書き。先にツッコまれてんのがくやすぃ!

で、階段を上がってみんなの元に戻りました。
下から来ると思わずにいたかつさんが、ビビらせようとドアの影に隠れてたのがマヌケ(笑)
全然怖くないからと言っても誰一人試してくれないので終了。

階下へ降りてロビーや厨房を探索しますが変わったとこなしです。
外に出て離れの方を見上げますが、入り口は木々に覆われてるので入るのはパス。
藪こぎで濡れるのヤだから〜。

たまには何か写りませんかねぇ?
いる!?とタンタンがなければ出会わなかった大事な仲間達。おバカしかいないけど(笑)

雨足が強くなって来たので急いで車に戻ります。
今回のアイランドも何も出ませんでした。
あと何度来ることになるやら・・・・


バイパスを市内に戻ります。
例のフェニックスの木が分かりましたので路肩に停車します。
後続車が切れたところで道路を渡って近づきます。
確かにツタのような植物が巻いています。
あたりを見回してもこの木だけで、確かに異様ですね。
とりあえずデジカメで撮ってみることに。
フラッシュが光る度に対向車が減速するのが笑えます。
で、写真はいいのが撮れなかったのでボツです。
今度昼間に撮り直してきます。

その2へ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送