第9回　05/03/11 天神山突撃！！！

参加者（伝助・神ちゃん・MEGUちゃん・しゃおさん）

ゲスト（キャバリアダイスケさん・Takumaくん）

夕方、MEGU隊員からメールが来ました。
「隊長、天神山のホテルが取り壊されるみたいっす！」
返事を送ります。
「今、ニュース見てるよ。無くなる前に行こうか？」
と、これ以降返事が来なくなりました。

ビビってんじゃね〜よ！　行くぞ天神山！！
ということで、天神山の廃ホテルが取り壊されそうなので
駆け込みで突撃しましょうということになりました。


今回は新人さん２名が参加してくれました。
まずは、高原町在住の19才、Takumaくん。
森山未來似のイケメンで、性格もよさそうです。
人見知りするのか？あまり語ってくれません。
かと言って、つまらないようでもないです。
下ネタとかバカ話にはしっかりと反応してジュースを吹きますから(笑)
それから、彼は話し声が小さいのでサラウンド・スイッチがどこかに
付いてるんじゃないかと探しましたが見つかりませんでした。
もう少し元気があると女性にモテモテになると思うんだけどなぁ。
現状では「世界の中心で愛をつぶやく」って感じですがね(笑)

もう一人の新人は、キャバリアダイスケさんです。
キャバ→ダイスケ→キャバリアダイスケと、改名マニアです。
ハンネの由来を聞いたのですが忘れてしまいました。
が、たしか「キャバクラ大好き」だったと思います(笑)
で、年令は22才で、話し上手で気さくな感じ。見た目も好男子です。
雰囲気はよしみくんの中型版って感じで似てますね。
彼女を大切にしてるとこも同じです。


さて、今回の調査記には写真がありません。
廃ホテル内を撮影しようとしたら「データが異常です」という警告が液晶に表示されました(汗)
リセットを繰り返してなんとか撮影できるようになったのですが
帰ってから確認して見ると、見事に全部の写真が消えてました(泣)
２年は使っているカメラで初めてのトラブルでした。
これまでの調査でトラぶった事はなくて原因不明です。
やはり天神山の祟りでしょうかねぇ・・・(汗)
ま、たとえ写真があったとしても写りが悪いのばかりだと思います。
なぜかというと、MEGU隊員が怖がるので終始手をつないでまして
片手で撮影してましたから(笑)
「写真をとるか？MEGUちゃんの手をとるか？」
なんて質問は野暮ですのでやめていただきたい(キッパリ！）

Takumaくんと神ちゃんを拾って、すたこらさ〜と宮崎市内へ向かいます。
道中のエピソードは省略しまして、しゃおさんとの待ち合わせ場所のうどん屋さんへ。
メールで「着いたよ〜」　しゃおさん「ちょっと遅れるわ」
遅刻するにしては態度がデカイです。
しばらく待ちましたが退屈なので、先にキャバさんをお迎えに行くことにします。
待ち合わせのコンビニにてキャバさんにメールします。
しゃおさんからもメールが届き、こちらに来てくれるそうです。
数分後、全員揃ったところで天神山に移動します。
ここを訪れるのは３度目になる神ちゃんですが、いつも寝てるので
場所がどこだかを初めて知ったようです。
細いうねうね道を登って忠霊塔前に停車。
各々準備を整えますが、しゃおさんがLEDの明るいライトを新調してて
神経のイヤな部分に触れて不快です。
自分で買ったと言ってますが、ホントだかどうだか・・・
店内の死角でポケットかバッグに・・・・・（冗談です）

前回訪れた時には開いていた入り口ですが、やはり封鎖されてました。
しかし、横っちょに隙間がありますので難なく侵入。
ここに詳しいキャバさんからいろいろと話を聞きます。
特に管理人の話です。見つかると蛮刀で切り殺されて、モツを取り出されて
生皮を剥がれるそうです（冗談です）
屋外ではライトの灯りを見咎められるといけないので消して移動します。
建物にそろりそろりと近づきます。
厨房に続くドアが前回と同様にカンタンに開きました。
順番に中へと入ります。ライトで辺りを照らすと、この間と少し景色が変わってました。
他にも侵入者があるようですねぇ。全く、物好きもいることだ！（自分らはどうよ？）
今回は屋上を目指します！前回、ヘタレMEGU隊員がギブしたので３階まででしたが
今夜は途中で引き返すことはしません。
初参加のキャバさんとTakumaくんは物怖じせず先々と進んでくれてとても心強いです。
いつもはMEGU隊員がムービーを撮影しますが、今夜は神ちゃんが記録係として活躍します。
長い付き合いですが、初めて役に立ってるんじゃないでしょうか？
しゃおさんはお化けよりも生身の人間を恐れてるようです。
レゲエよりもおまわりさんを特に気にしてます。
多分、日頃人の道にはずれた事ばかりしてるからでしょうね。
先日、油紙に包まれた固い物を預かってと頼まれましたが、中身は何なんでしょう？？
「ロシア土産のトカレ・・・」とかなんとか小声で言ってましたが・・・・（冗談です）

しゃおさんが女の笑い声を聞いた階段を上がってフロアに進みます。
市内の街明かりが見えるので怖さはありません。
階段に戻り、MEGU隊員と手をつなぎます。
「よし、行こうか！」気合を入れて歩き出します。
あっ、ちょっと待って。※※※が※※※から、ポジションを直すわ。

３階からは客室です。廊下は街灯りが入らないので暗く陰鬱です。
テキトーに客室を覗きながら進みます。どの部屋も荒れ放題で布団や物が散乱しています。
風切音や物音がする度に歩を止めて聞き入ります。
途中、階下で人が来たような物音と気配に全員立ち止まります。
おまわりさんでも来たのかと身構えますが、しばらくしても誰も来ないので
気のせいだったのでしょう。　しゃおさん、一安心。
突当りまで進んで、別の階段で上階に進みます。
またまた客室がズラーっと並んでますが、たるいのでスルーします。
と、これを繰り返していると屋上に着きました。
壊れたドアから外に出ると、市内の夜景が眼前に広がってとてもキレイです！
大淀川の対岸は花火大会の会場にあたります。
お化けを見に来た事を忘れて、みんなで夜景を堪能します。
タバコに火をつけて一服。そして、深呼吸。
地上を見たいMEGU隊員が端から下を覗き込もうとするのに肝が冷えます。
夜景をバックに集合写真を撮りましたが・・・・なかったことにしてください。
心地よい風と景色を満喫したところで調査に戻ります。
階下へと降りながら気になるところをチェックしていきます。
２階のフロアまで戻り、ライトを消して登場を待つことにします。
といっても、街明かりで全然暗くないのですが。
静かに待とうと思いますが、初参加の二人にいろいろ聞いてしまうので
全然静かにできませんでした(笑)

ということで、今回の天神山も不発でした。
神ちゃんが撮影したムービーに何かが写っていることを期待して
次の調査地に向かいます。

コンビニに寄って、トイレ＆買い物をします。
神ちゃんは仕事が忙しく、帰宅してすぐに出てきてくれました。
すごく疲れているだろうに、いつもみたいに寝ようとせず会話に参加してくれます。
さすが、イケメンゲスト二人が参加してるだけのことはあります！
最近、D51のNo more cryの出だしが「ホ〜モ〜かい？ホ〜モ〜かい？」と
聞えて仕方ないんですが・・・・

コンビニを後にして、次の調査地「みたま園」に向かいます。
単なる巨大霊園なのですが、噂話は多いようです。
走ること数分、一度曲がり角を間違えましたが無事到着。
道脇に車を止めて車外に出ると・・・・
強風でさむーっっっ！！！！！！！
意を決して歩き出しますが、３歩で挫折(泣)
車内で練炭でも焚いてやろうかと思うくらいの寒さですがね。
もう少し風当たりの弱いとこにしましょうよと意見一致で
平和台公園に移動することにしました。

平和台到着！
ちょっと昔だったら、ナンパ車や珍走団がたむろってましたが
ゲートで封鎖されましたので静かなもんです。
停まってる車は２台だけ。
１台はウィンドーの内側が水滴で曇ってます。
エアコン切って車内でいたしてると、吐息であんな風に水滴が垂れるのよねぇ。
羨ましいこと。横付けして覗いてやろうかしら？

ゲート手前に停車します。神ちゃんはイケメン二人に袖にされてイジケたのか
ふて寝をかましてますので放置することにします。
駐車場を通り抜けて階段を上がり、平和の塔の前に出ました。
高さ37mの石造りの塔が暗闇にそびえ立ちます。
正面中央に踏み石と説明書きがあり、手を打つと音が塔に反射して響くようです。
試しに手を打ってみると、「ビーーン！」と音が辺りに響き渡ります。
手を打つ前に「Mr.」をつけてみましたが、ウケはイマイチでした。
ま、この塔自体は心霊スポットじゃないんですけどね。
歴史的には負の面もあるのですが、うちとは関係ないので省略します。
しゃおさんがライトで空中を照らすと、細かいホコリの様な物が漂って見えます。
多分、土ボコリだと思うのですが、「花粉だ、花粉だ」と連呼してホントにヤなやつです。
ミツバチの足に付いてる花粉ダンゴを鼻に詰めてガムテで塞いでやろうかしらん？口も一緒に。
平和台の心霊現象と言えば、目の光るハニワ像です。
案内板に従って行くと、ショボイ庭園のあちこちにハニワが立ってました。
想像してたよりもかなり小っこいです。
たとえ、目が光ろうとも「だから何よ？」くらいしか感想がないような。
ということで、全然つまんないので調査終了です。


待ち合わせのコンビニまで戻ると、しゃおさんの彼氏さんが待ってました。
どこで時間を潰してたんでしょうか？
どうせなら調査に同行してくれるといいのにぃ〜！
キャバさんは仕事の時間があるとのことで先に帰られました。
残るメンツはジョイフルで語りましょうやということで強制連行です。
神ちゃんも仕事があるので車で寝かせておきます。
端っこの席にしたのですが、しゃおさんカップルがエロ話を大声で語るので針の筵に座るようでした(泣)
終いには、ラブホの隣部屋の客の声が凄かったと携帯で録音した生声を再生しだす始末。
Takumaくんが度々ジュースを吹いてました。


初参加のお二人は調査隊を気に入ってもらえたようで、正隊員になってくれました。
キャバさん、忙しい中の参加ありがとうございました！　次回もよろしくお願いします。
Takumaくん、一晩で百文字は話したでしょうか？　次回はノルマ二百文字でお願いします。
神ちゃん、ムービーで撮影する時に突然パーンしてドアップで自分を写すのやめてください。
テレビで見てて心臓に悪いです。
MEGUちゃん、また手をつなごっ！（ウヒッ）
しゃおさんと彼氏さん、携帯で録音したやつを送ってください（ウヒヒッ）

みなさん、お疲れさまでした〜っ！