番外編 05/04/23〜24 バスターズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!

参加者(伝助・MEGUちゃん)

近所の怪談 (ごんぺいさん・大吉さん)


金曜日の深夜。
時間は、まちゃあき風に言うと「丑みっつですっっ!」の午前3時
タンタンで神ちゃんと小太郎を相手にムダ(エロとも言う)話に華を咲かせていると・・・
携帯にメールが届きました。
送信者名には・・・・「近所の怪談さん」
一瞬で固まります(汗)
恐る恐るメールを開いてみると・・・・

伝助さん♪こんばんは♪〜
深夜のメールになりm(_ _)m
暖かくなってきましたので明日の晩〜日曜日の間に
宮崎方面探索でお邪魔しようと思っています。
(今回もバタバタの決定で準備期間が無く申し訳ないですぅ)
もしよろしかったら合同OFFが出来ればと思い
連絡させていただきました♪

お世話になってるサイトなのでこんなこと言いたくないのですが
なぜにいつも急に来られますか?
そんなやわらか〜い文章で書かれても騙されません!
今回は前日ですが、前回なんて宮崎に着いてからメールしてどうします?
しかもPC宛てに(泣)
帰宅してメールを読んで、慌てて返信した時には帰路に着かれてて熊本あたりを
走ってましたよね?
シャワーを浴びて勝負パンツに履き替えるくらいの時間は与えてほしいです!

目の前に隊員二人がいますので明日の予定を聞いてみます。
まず神ちゃん。「明日は合コンっす!」
けっ!またそんな世間体を取り繕うような言い訳を・・・
ハッテン場行くんじゃね〜の?
次に小太郎。・・・・正直者は嫌いです。
一言も発せずに顔にイヤと書いてます。

仕方ないので、メールは読まなかったことにしてと。

翌朝、他の隊員たちにも断られて・・・・泣きながら返事を書きました。


ということで、心霊系大手サイト「近所の怪談」さんとの合同調査開始!!
でも、「いる!?」からは私だけ・・・(泣)

土曜日深夜12時。私の住む町にあるファミマにて待ち合わせ。
到着しましたとのメールをもらって、ドキドキしながら家を出ます。
コンビニ前に並ぶ車を見渡します。
いました!筑豊ナンバーの車。
私、20代の頃は蓄膿に悩まされてて・・って関係ないですね。

駆け寄ってごあいさつ。
ごんさんと大吉さん。初めてお会いしましたが感じのいい人達です。
あんなオドロオドロしたサイトの主催者には見えないです。
サイトにアクセスした途端に鳴る不気味なBGMがイヤです(泣)

大吉さんがスタンドないですか?と聞かれましたが
そんな都会の感覚を田舎に持ち込まれても甘いです。
「ないですっ!」キッパリ。
隣町の知り合いに電話してみましたが、どこも11時までとのこと。
都城市までは持ちそうなので移動することにします。
後部座席に乗せていただきました。
ナンパされて車に乗る女の子の気持ちはどんなだろう?とか
考えながらケツに力を込めてみたりして(笑)

掲示板とメールでしかお話ししたことないのでうまく話せるか
心配でしたが、ごんさんがガンガン語ってくれるのでヨカッタ!
今回の調査予定地を聞いてみますと、リストアップして印刷されてます。
しかも膨大な予定地。うちみたいに行き当りばったりとは違うんですねぇ。
ただ、それ一晩で回るのは不可能っすから。
宮崎在住のみなさーん、問題です!
「都城を深夜1時頃に出発して、宮崎市(天神山・垂水公園・一ツ葉・堀切峠)〜北郷町〜
都井岬〜霧島〜須木村は一晩で回れますか?」
「はい、鈴木くん」
「先生、回れません!」
「正解です!。素通りならば可能かもしれませんがね」

ということで、うちでも調査予定の某トンネルにご案内することにします。
カーナビのどデカイモニターを操作して場所を確認されてます。
マップ上にビッシリと点けられた印はみんな心霊スポットですか?
やはり、心霊調査にはナビが重要みたいですね。
いいな〜!どこかのお金持ちが寄付してくれないかなぁ?ナビ。
そういえば日南あたりにお金持ちのエログランドに乗ったナイスガイがいたよな〜。
ナビ寄付してくれたら隊員一の美女、しゃおさんにオトナの接待させますよ。
もうね、一晩でも二晩でも好きにイジっちゃって構いませんから〜!
「えっ!? それ彼女じゃね〜か!って? は!? MEGUちゃんて誰ですか?
うちにはそんな名前の隊員はいませんよ」

ナビがないので話まで横道にそれました。
都城から30分ほど走って、噂のトンネルに到着。
誰かを探しに行くと言って出かけたおばあさんがここいらで
行方不明になったとか、トラックの運転手がマジで怖がるとこだとか。
新トンネルの真上にあたる旧道沿いに問題のトンネルがありました。
トンネル手前に車を停めます。
タバコを2本吸い終えた頃にお二人の準備も整ったようです。
大吉さんがドアロックをすると、男の声で車が喋りました。
しかも大音量!(笑) 英語で何か言ったようです。
戻って来た時には「やぁ、マイケル」でお願いします。
後で聞いたところ、カーセキュリティーの音声だそうです。
うちの車も赤いLEDが点滅しますが、ナンチャッテ・セキュリティーです。

さて、お二人の調査を拝見してビックリ!!
まず、デジカメで撮影しながらトンネルを一往復。
続いて、ハンディカムを回しながら一往復。
最後に車内から撮影しながら一往復と。
ヘッドライト&強力なハンドライト数個で光量を確保して
手ぶれ防止に三脚を使用。
流れるような作業と連携プレーでちゃっちゃとこなしていく姿に目が点。
私も撮影を薦められましたが、痴態を晒す隊員がいないので遠慮しました。
今回の写真を見たい方は、近所の怪談さんに「うpまだー?」と催促してください。

トンネルの調査を終えて来た道を引き返します。
走り出して数分、フロント左タイヤから「キーキー」と異音が聞えてきました。
ブレーキがトラブってるようです。
街灯のある公民館のような敷地に退避して停車。
タイヤをはずして調べてみるとブレーキパッドが戻らずにくっついてます。
携帯を見ると圏外。あたりには公衆電話も民家も見当たらずワクワクします。
自分達では修復が不可能のようなのでこのまま街まで走ることにして
タイヤを元に戻して発進すると、サル山のような異音がすっかり消えて
何事もなかったように快適です。
ごんさんが、「霊障?呪い・・・(汗)」とおっしゃるので
「しょぼい呪いっすね〜!」と言うと、慌てて遮られました(笑)
作業で汚れた手をこそっとシートで拭いて・・・(冗談です)

次にご案内したのは、国分市で一番有名な幽霊屋敷です。
家賃三千円と言われる例の一軒家です。
都城から走ること数十分。
街中にあるのですが、さすがに深夜です。
あたりは静かで、時折車が通るだけ。
前回ここを訪れた時と同じように、やたらと空気が冷たく感じます。
お二人にも聞いてみると、やはり異様に寒い感じがすると共感してもらえました。
とにかく真冬のような冷たさが肌を刺します。
お二人の撮影を見守りながら、コンビニのおにぎりを食べます。
玄関に立ってピンポンダッシュ! チャイム鳴りました(汗)
隣接する公園から2階の窓を撮影した写真に何か写ったようです。
写真を見たい方は、近所の怪談さんに「うpまだー?」と催促してください。

国分でもう一つ有名な所と言えば、城山公園。
5分も走れば着きますので行ってみることに。
公園へ続く道がキレイに工事されてて一度間違いましたが
Uターンして無事に到着。
バカップルの車が数台います。
展望台や観覧車を見ながら公園内を探索します。
ここは小高い丘の上なのにそれほど寒くないです。
やはり、あの幽霊屋敷はおかしいぞと再確認。
で、ここが有名なのは知ってるんですが、どんな怪談話があるのかは不明。
知ってる方は教えてくださいませ。
灯りも多いし、夜景もきれいで別段怖い感じはしないのですが。
バカップル共が始めちゃうと不快なので、さっさと移動しましょ!

次に目指すは鹿児島空港です。
滑走路下を走るトンネルの調査をしましょう!
ま、うちでは調査済みで「いないんじゃね〜か?」という感じですが。
着いた頃には空もうっすらと明るくなってきてまして、そろそろ棺に戻らないと
灰になっちゃいそうな時間です。正直、眠いっつーの!
トンネル内は灯りが消えていて雰囲気はバツグンです。
写真とムービーを撮影して、霧島温泉郷へと向かいます。
途中、ナビの画面を見てるとみやまコンセールのそばに印がつけてあります。
「もしかして、廃病院かなにか見つけられてます?」
「はい、それらしき物を」
んだよ、それ〜! もう何年も前から探してるんすよ。
昼間に来てぐるぐる走り回ったり、どこそこの掲示板で訊ねてみたり〜。
なして、福岡のお二人が見つけられて、近くに住む私には探せませんか?
お話では、道に迷って迂回するとこを探してたら偶然に行き着いたとのこと。
それって、呼ばれたんじゃないですか? 霊に。
ということで、長年探し続けた廃病院がやっとこさ分かるぞっと!
お二人に記憶を辿って連れて行ってもらうと・・・
キレイさっぱりとなくなって真新しい建物ができてました(泣)
まるで、小太郎の恋愛話のようです。
友達に見せてもらったプリクラで一目惚れしまして、メールと電話の
やり取りを重ねて、妄想と股間がパンパンに膨らんだところでデートの約束。
待ち合わせ場所で初めてリアルに顔を拝見すると・・・・
ラージヒルが開催できるほどにシャクレてたそうです(激笑)
「K点はどこですか?」と小さくつぶやいてもみたり・・・

ちっとも感謝する気になれませんが、お礼にお二人が探し求めてる
霧島神宮そばの廃ホテルに案内しましょう。
途中、小さな滝がありましたので車を停めます。
看板の滝の名前を見ると、ごんさんが「ここって何か噂があったような気がします」と。
帰ってから資料を漁ってみるそうですが、何もない時はテキトーにでっち上げたらどうでしょう?
某心霊雑誌のように・・・(冗談です)

遠目に廃ホテルが見えてきました。集落を抜ける道を走って別荘街へ。
広場のような駐車場がゴール。私は数年ぶりに来ました。
ホテルにアプローチするには、社員宿舎のような建物の前を通るのですが
前は人が住んでた気配があったのに、今は誰もおらず廃墟と化してました。
正直、ラッキー!です。
ただ、今日は下見ですので場所だけ確認しといてくださいね。

さーて、空もすっかり明るくなったのでとっとと須木村のトンネルに行きましょうか。
今回はトンネルづくしですね。今の季節だと山菜づくしとかがありがたいのですが・・・
高原、小林を通って須木村へ。
新軍谷トンネルの手前に旧道があります。
細い山道ですが、舗装されてるのでたいしたことないだろうと思ってたら
しばらく走ると未舗装の悪路になっちゃいました(泣)
今ではあまり使われてないようで、大きな石が転がってたり陥没してたり。
分岐点を間違えて山頂に向かいましたが、気づいて引き返します。
ゴトゴトと揺られて走ると、目の前に軍谷トンネルがポカっと口を開けてました。
昭和30年に完成した古いトンネルです。
離合できないほど狭く、照明もなかったようです。
辺りは森で鳥のさえずりが聞えてきます。
まるで、松本清張原作の映画「天城越え」の一場面のような風景です。
写真を見たい方は、近所の怪談さんに「うpまだー?」と催促してください。
とりあえず、徒歩で一往復してみました。
所々、壁に崩壊が見られます。朝方なのでひんやりとした風が吹き抜けます。
お二人はまた夜に来るようなことを話していますが、聞かなかったことにします。
トンネルを抜けて杉林の中を走り抜けます。
花粉症にはつらいロケーションです(泣)
ほどなくして舗装路に出ました。そのまま進むと見覚えのある景色。
季節隊員かつさんの実家そばに出ました。
もうすぐ連休で愛知からお戻りになります。
「須木村一のよかにせ(イケメン)で優しい性格のかつさん。
早くお会いしたいですっっ!」
お土産のうなぎパイ増量のためにヨイショしとかなきゃ!


ということで、全行程終了!!!
お疲れさまでした〜!
とっとと福岡にかえ・・・
「私達は今からサウナに行って仮眠を取ります。
起きたらまた調査を再開しますので、よかったら今夜もお付き合いください」

・・・・・・・・・・・はぁ!?

有無を言わさぬような、ごんさんの満面の笑みに。

・・・・・・・・・・・はい(泣)

一応、隊員達を誘ってみますが早い時間からは無理だと思うので
それまでは勝手に回っといてください。

足取り重く帰宅して、しばし呆然。
誰かを誘わねばと思いますが、急な誘いに応じてくれるのは・・・
いました、一人だけ。
念の為に、じゃがりことカリカリ梅をエサに釣ってみることにします。
メール送信!
速攻で返事が来ました。
読んでみると、
「はーい、いいですよ〜!調査行きたいですぅ。
明日は休みだから遅くなってもかまいませーん!」

入れ食い(激笑)

これで一眠りできます。
おやすみなさい・・・zzz

2日目に続く

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